ストキャスティクス / テクニカル指標室 |
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ストキャスティクス | |||||||||||||||||||||||||
■ストキャスティクスとは? ストキャスティクス(Stochastics)とは、オシレータ系(振幅を測る)の分析手法で、高値、安値、終値の3種類を使って作成します。 過去における高値、安値に対して、当日終値がどのような位置にあるのかを数値化したもので、%K=短期線、%D=中期線、%SD=長期線の3本の線を使って売買サインを探ります。 基本的には、20〜30以下が売られ過ぎ、70〜80以上が買われ過ぎと見ます。 ■チャート例 黒い丸で囲んだ部分では、80以上の水準でSK線がSD線を下抜け(デッドクロス)しているので売りサインが出ています。逆に、青い丸で囲んだ部分では、20以下の水準でSK線がSD線を上抜け(ゴールデンクロス)しているので買いサインとなります。 ■ファーストストキャスティクスとスローストキャスティクス 上記チャート下の、上段がファースト・ストキャスティクスで下段がスロー・ストキャスティクスを表しています。 ・ファスト・ストキャスティクス 低水準エリアで%Kが%Dを上抜けで買いシグナルで、逆は売りシグナルとなります。 ・スロー・ストキャスティクス 低水準エリアで%Dが%SDを上抜けで買いシグナルで、逆は売りシグナルとなります。 一般的に、ファースト・ストキャスティクスは乱高下が激しい分ダマシが多いので、スロー・ストキャスティクスで売買サインを判断するのが良いとされています。 ・MACDとの併用 スロー・ストキャスティクスで買いシグナルが出た後、MACDでシグナルが出たら、ようやく買いに向かうというのも1つの手法です。 ・逆行現象 例えば、下落相場で日々線は下値更新となっているのに、S線のボトムは順次、切り上がっているときは近々上昇に転じる確率が高いと予測できます。しかし逆に、上昇相場で日々線は順次高値更新しているが、S線のトップは、順次切り下がっている場合は、近々相場は下落する確率が高いだろうと考えることができます。 ・計算式 %K=((当日の終値−N日間の最安値)/(N日間の最高値−N日間の最安値))×100 %D=(((当日の終値−N日間の最安値)のY日間合計)/((N日間の最高値−5日間の最安値)のY日間合計))×100 %SD=%DのY日移動平均 HOME |
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