評価損益率 / 株コラム

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  評価損益率に注目しよう / 株コラム

評価損益率というのは、3市場の信用買い残高に対して、みんながどれぐらいの含み益を出しているかを算出したものです。損益率がプラスになっている時は、単純にみんなが利益を出している状態ということなので、天井に近いと判断できますよね。
逆に、−10%ぐらいまで下がると一般的に追証がかかる水準と見られ、さらに下げれば(例えば-15%や-20%)底をついたと判断されています。

      ↓の図は日経平均の推移と評価損益率の推移です。



図を見てわかるとおり、「ライブドアショック時のパニック売り」は必然的だったと思いませんか?
後出しジャンケン的な話ではありますけど、評価率が+5%にさしかかっている状態で大きな買いポジションをとっていた人が大損を被ったのも当然の結果だったと言えるかもしれません。
評価損益率が0%を上回ってくるなら「売り主体のポジションを構成する」のも一つの手かもしれません。

現在(2006/5/28)は、評価損益率-10%程度なので「みんなが損きりしようか買い増しなのか悩んでいる状態」といえます。はっきり言ってしまえば、首の皮一枚でつながっている状態です・・・。一旦下げれば、大きな投売りが出やすい状況とも言えますね。
この後の展開は相場に聞くしかないですが、こういった市場全体の需給関係を意識することは大切ですよね。


 確認作業

  評価損益率は木曜日の日経新聞朝刊のマーケット欄で確認することが出来ます。(最速)
  WEB上で確認するなら→ トレーダーズ・ウェブ(3市場信用取引残高)
  直近損益率をチャート表示→ ゴールデンチャート社



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