授業料は必要? / 株コラム

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  授業料は必要? / 株コラム

2005年は学生や主婦などが、資金を数倍にしたなんていう話もよく聞きましたよね。
そしてその多くが、今年の下落相場で資金の大半を失ってしまった人も少なくないようです。

投資家として長く生き残っていくには、「負けた時の気持ちの持ち様」が大事なんですよね。超長期で投資している人以外に、勝ち続けているという人はいないでしょう?

負けて自分がいかに未熟なのかを知ることから、ようやくスタート地点に立つわけです。去年、資金が大きく増えたのは地合いのおかげだということに言葉ではなく身をもって思い知らされるんですね。
当然、相場が悪くてもコンスタントに利益をあげられている個人投資家の方はいますが、それはごく一部だと言っていいと思います。

投資家の多くは短期投資思考なんですが、その中で素人で儲かっている人はごく僅か(1割以下)なんだそうです。素人が1割しか儲からないということはほとんどの人が、遅かれ早かれドン底をあじわうことになりますよね。

わたしも過去に、資産のほぼ全てを失うほどの失敗をやらかしたことがあります。それもたった1回の損切りができなかったミスでのことです。何度も株を辞めようと思いましたけど結局は好きに勝るものは無しで這い上がってきました。

儲ける人と損する人の差は、損して自分を見つめなおし相場に対して真剣に取り組むのか、負けた原因を地合いのせいと割り切り、相変わらずギャンブル的取引を続けるのかの差だと思います。どん底をあじわった人はやっぱり強いですよ。

株で負けた分は授業料だと思い、リスク管理方法を見つめなおして、もう一度チャレンジしてみては?





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